成田緑夢(なりたぐりむ)さんと言えば、2018年3月に開催された平昌パラリンピックでスノーボードにおいて2つのメダル(金と銅)を獲得したことで有名です。
そんな成田緑夢さんが、今度は2020年の東京パラリンピックでは、走高跳びに挑戦するそうです。
e-ネ!スポーツ撞 : 【動画】壮大な夢にも向かって!「成田緑夢」の思いとは?https://t.co/UXcYfwzWOH
— e-ネ!スポーツ撞 (@e20381527) 2019年6月27日
これを知った私の一番の反応は、
「え、全く違うオリンピック種目じゃん。そんなことできるの?」
でした。
ムチャに聞こえるような挑戦の裏側にあるのは、成田緑夢さんを鍛え上げた元コーチ、お父様の存在です。
ということで、緑夢さんの父親がすごく気になったので、調べてみました。
成田緑夢さんの父親は誰?
緑夢さんのお父さんのお名前は、成田隆史(なりたたかし)さんです。
成田隆史さんがどんなお父様かを物語るエピソードがあります。
2013年に緑夢さんがトランポリンの練習中に左脚に大けがをして、腓骨神経麻痺(ひこつしんけいまひ)になってしまいました。
簡単に言うと、左ひざから下の感覚がなくなってしまったんです。
そのとき医者から、「歩ける確率は20%」と言われたんです。
だけど、お父様は違いました。
「必ず歩ける」
そう堅く信じていたんですね。
4度もの手術を乗り越え、半年も入院していた緑夢さんですが、退院して半年も経たないうちに父親にスキーに連れだされたんです。
まだまだ痛みや腫れがある状態でスキーに連れだすなんて、どれだけスパルタなんでしょう!
とにかく早く再開させることが緑夢さんのメンタル面でも必要だと感じたのでしょうね。
緑夢さんの父親の仕事は何?
緑夢さんの兄弟もアスリートとして活躍しているのですが、そんな子供たちを育てる父親ってどんな仕事・職業なんだろう?
って気になりますよね。
大阪府住之江区で『夢』くらぶというトランポリン教室を経営されているようです。
確かにトランポリンは体幹を鍛えたり、運動神経を発達させたりするのには最高の競技とも言えます。
幼いころからトランポリンで鍛え上げれば、運動神経抜群になってオリンピック出場も夢じゃないかもしれません。
「アスリート育成コース」というものもあるので、興味のある人は体験コースに申し込んでみると良いかもしれません。
あの成田兄弟を育てたお父様から直接指導してもらえるなんて、貴重ですね。
成田家のアスリート魂の裏にある哲学とは
緑夢さんが幼いころからスパルタ教育をされていたことは有名だったらしく、学校の授業をサボってでも練習することに対して批判の声もあったようです。
ただ、オリンピックやパラリンピックに出場できるだけの強靭さを身につけるためには普通のレベルで練習していたのではライバルに勝てません。
すべての分野において、成田隆史さんの言葉が真実を物語っているでしょう。
その言葉は、
練習の数をやれ。数をやったら君たちは何かを得るんだ。
何事も、大量にこなすことで見えてくるパターン。
失敗するパターン。
成功するパターン。
パターンを掴むまでは、PDCAを繰り返しながら、大量に行動することが求められます。
最高の笑顔💚
成田緑夢の監督父と
よっちゃん祖母98歳💚
いつもパワー貰えてます💚
メディアの取り上げられる所が
色々違って楽しい💚#成田緑夢 #成田監督 #ピョンチャンパラリンピック pic.twitter.com/PnEKACNjr6— ♡未来♡endless (@miki2endless) 2018年3月13日
この度、成田緑夢さんのことを知って、彼の凄さに感銘を受けました。
そして、そんな彼を育てた父親の隆史さんの成功哲学に触れ、もう一度、大切なことを思い出させてもらった気がします。
やっぱりアスリートって凄いわ。