小文字や大文字だけでは何か物足りないな~
そうですよね、句読点・感嘆符・カッコなどがないと表現できないことがたくさんあります。
今回は、以下の9種類の記号の書き方を調べてみたのでシェアしていきますね!
. (ピリオド)
, (カンマ)
; (セミコロン)
: (コロン)
‘ (アポストロフィー)
“” (ダブルクォーテーション)
! (エクスクラメーションマーク、ビックリマーク)
? (クエスチョンマーク、疑問符)
() (丸カッコ)
これだけあれば、文章を書く際に困らないはずです。
9種類すべてを書き終えた状態は、こんな感じです。
感嘆符などは、このようになりました。
では順番にみていきましょう!
ピリオドとカンマ
英文を書いていて必ず必要な符号といえば、ピリオドとカンマですよね。
一つの文の終わりを示すのがピリオド(period)で、日本語の 。(まる)と同じ働きをします。
記号は、「.」ですね。
実は私、中学1年生の最初の英語のテストで100点を取れなかったことをいまだに鮮明に覚えています。
なぜなら、ピリオドをつけ忘れたことで、1点マイナスになってしまったんですよね。
あ~、うっかりさん。。。
それ以来、ピリオドを忘れたことはないです。
「失敗は成功のもと」の一例ですね。
でも、一度しかない初めての英語のテスト100点満点という成功体験は得られなかったの~。
さて、気を取り直して・・・
カンマの話へ移りますね。
カンマの活用方法まで解説していると英語の授業になってしまうので、ここでは省略しますね。
カンマをコンマと読む人たちもいるそうですが、「,」の記号のことだとわかっていれば、それでOKです。
ではイタリック体でピリオドとカンマはどのように書くのでしょうか?
おっと、アップにすると二度書きしているのがバレちゃいましたね。
句読点・感嘆符などの符号全般に言えることですが、カリグラフィーでは一般的に符号は目立つことなく、役目をタンタンとこなすイメージです。
だから非常にシンプル。
ペン先の角度を45度に保って、通常通り書けばよいことがほとんどです。
ピリオドとカンマは、見ての通りガイドラインの上に沿って「ひし形」を書く感じですね。
まるで紙の上にキザミ海苔を載せているみたいで楽しいです。
(その比喩おかしいぞぉ~)
とにかくシンプルに目立たないように書くことが重要なポイント!
上のガイドラインも表示するとこんな感じになります。
セミコロンとコロン
次によく出現するものとして、セミコロンとコロンがあります。
これらも同様に目立たないように素直に書くと良いですね。
ペン先を45度に保って、サクサクっと書いちゃってください。
極めて単純なので、特に迷うことはありませんよね。
アポストロフィーとダブルクォーテーション
次に紹介するのは、アポストロフィーとダブルクォーテーションです。
「アポストロフィーって何だっけ?」と思われている方に少しだけ説明すると、Let’s や He’s などの「s」の前についている「’」という符号のことです。
「アポストロフィー・エス」って英語の先生が呪文のように言ってたから、私は「’」だけで「アポストロフィー・エス」って呼ぶのかと勘違いしていました。
呼び方は「アポストロフィー」だけでいいんですね。
それと似たような符号として、ダブルクォーテーションがあります。
これは人が話しているセリフの部分だってわかるようにするための目印ですね。
John said, “I have to go now.” (ジョンは、「もう行かなきゃ」と言った。)
こんな風に文章の中で使われます。
格言や名言を引用する際にも登場するので、よく見かけると思います。
では、イタリック体で「アポストロフィー」と「ダブルクォーテーション」を書くと、こうなります。
全く難しくないですよね。
感嘆符と疑問符
次は感嘆符のエクスクラメーションマークとクエスチョンマークです。
俗にビックリマークと呼ばれる感嘆符のエクスクラメーションマークですが、イタリック体ということで、5度の傾きがありますね。
クエスチョンマークも同様に5度の傾きを意識しながら書いてみてください。
注意したいのは、どちらとも上のガイドラインを飛び出しているけど、大文字よりはちょっと背が低いくらいの大きさです。
いくら感嘆符や疑問符であっても符号なので、あまり目立たせないという基本ルールに変わりありませんね。
まる括弧(パレンセシス)
何かを補足したいときにつける( )の符号のことを英語でparenthesis(パレンセシス)と呼びます。
日本語で言うと「まる括弧」です。
これもよく登場するので、覚えておいて損はありません。
上から下へ、ペン先45度を保ったまま、サラッと書いてください。
あまり近くばかり見ながら書くと、変な形になってしまうので書き始めるときに終わりの点を意識しながらサッとペンを振り下ろすと良い感じに仕上がります。
右側のカッコは、なんだか筆で書いているような感覚を覚えます。
心地いいですよ~。
おまけ
最後に、このネット時代には欠かせない存在となったある一つのマークがあります。
それが、これ、@(アットマーク)です!
基本的には「a」を書いて、くるっとペンを一周して包み込むだけです。
「a」がきちんと書ければ、そんなに難しく感じないと思いますよ。
ぜひ挑戦してみてください。
まとめ
今回は符号をイタリック体で書く方法を調べてみたわけですけど、こんなことをしているのには理由があります。
それは、自分の好きな長めの英文を1枚のページにおさめて作品にできたらいいなぁ~という夢・目標ができたんですよね。
美文字を書きたいという当初の目標に輪がかかっていって、カリグラフィーの世界にどっぷりはまりかけているモモなのです。
例えば、世界人権宣言(The Universal Declaration of Human Rights)をカリグラフィーで作品にできたらカッコイイじゃないですか!
パソコンで書いてプリントアウトしたものより表現力があります。
書きながら、あらためて人間として生きることの意味を感じ取れるだろうし。。。
言葉の魔力って凄いと思うんですよね。
さらにカリグラフィーで精神統一しながら集中して書くことで、これまでにない感覚が得られそうだし。。。
ほんと世界が広がってきちゃった。
どんな作品を作るにしても、ピリオドやカンマ、疑問符・感嘆符などは使うことがあると思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね!